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日記


2019-04-01 (月)

昼前,5月からの新しい元号が公表された。忘れないうちに個人的な印象を記録しておくと,第一印象は「令」の字が意外でちょっとびっくり,そしてラ行で始まるのもそういえばあんまり聞いたことないな,と。典拠は万葉集で,国書由来なのに音はいかにも外来語なラ行音始まりというのが面白いと思った。命令の令ではなく令嬢の令なんだな。梅の花の歌ってのもナイス。一通りうんちくを読んで「令和」を眺めると,なんだか良い香りのする怜悧で洒落た元号のように見えてくる。一方で令の字に硬さと使役のニュアンスはどうしても感じてしまうところを,和でそれこそ中和してあやういバランスで成立しているようにも見える。

なんにせよ今回はみんな知ってる万葉集から採ったというのがえらいところである。システム屋としては和暦は悩みの種以外の何物でもないが,一方でこういうイベントがあると言語学徒の血が騒いでしまう。


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